時代の変化を楽しむ運動づくりを進めよう

長い歴史のうえに立つ、教職員組合運動。
時代を越えて受け継がれるものの中には、その意義がしっかりと理解されたうえで続いているもの、ルーティーンで続けちゃっているものなど、いろんな理由があるのだと思います。
激動の時代の中で教職員組合が生き残るために必要なのは、意義をしっかりと理解したうえで続けていくこと、そして、新しいことを「おもしろいな」とポジティブに取り入れられることなのではないかと考えています。
意義を理解しあうことは価値観の共有につながる
どんな組織もそうなのかもしれませんが、年間を通して「この時期にこれをする」ということはある程度同じようになることがあります。学校という組織が際たるもので、教育課程に基づいて教育活動を行っているからこそ「毎年同じようになる」のは当然のことです。
参考
では、教職員組合運動はどうでしょうか。各級段階で降りてくるもの、地域などのつながりで「いつもやっているもの」に縛られていないでしょうか。
降りてきたものをそのまま降ろすと、教職員組合は元気がなくなります。いま、多くの教職員組合に元気さや活気が見られないのは、こうしたことが理由にあるのではないかと想うのです。
他方、降りてきたものを自分たちでどのように組み立てていこうかと考えるときには、そこに勢いが生まれたり、力合わせが生まれたりするものです。
こうした手法を得意とするのが「コミュニティ・オーガナイジング」だったりするのです。
古くは、「提起をすると先進的に誰かが運動をつくって、それをお手本としてみんなで真似する」というのを「教訓」といい、教職員組合運動にとっては、この「教訓」というのを得るのがオーソドックスな形だったのでしょう。
しかし、多忙さや教職員組合の組織率の問題で、全国津々浦々にこのような「教訓」を得るのが、少しずつ難しくなってきているのだと思います。
そこで、大事なのが、新しいことを「おもしろいな」と思って取り入れてみる感性なのだと思うのです。
「新しい」を「やってみよう」「おもしろそう」と思える感性を教職員組合に
学校でGIGAスクールの仕事をしていて、新しいことを覚えたりマニュアルを見たりしてやってみることがここ数年でずいぶんと増えました。

ないとーせんせーは新しいことをどんどん取り入れていてすごいね
・・・的なことを言われることがありますが、カタカナが多いマニュアルを読んで理解して、やってみて間違いを修正してというような作業は若い頃の方ができたなぁと思うところがあります。
そういう意味で言えば、年齢層が高めの教職員組合にとって、コミュニティ・オーガナイジングの手法だったり、SNSへの挑戦というのは、カタカナの言葉があふれていて、難しいことなのかもしれません。
でも、そこを乗り越えて「やってみよう!」「やってみたら意外と楽しいね」とポジティブに力合わせできる感性を持ち合わせた組織がこれからの時代に強いのではないかと思います。
教職員組合への加入の仕方だって変わってきています。
そんな変化の時代です。この変化をチャンスと捉えて楽しい方法に変えていくための情報収集やチャレンジをしていけるような教職員組合になりたいものだなぁと常々考えています。
