
Facebookの「過去のこの日」を見ていると、毎年いろんなところに出かけていてそこでいろんな人に出逢って学んでつながりができて…というこの10年だったわけで、ガラッと生活がかわった2025年。それは、「この3haで何を創っていこうか」というワクワクした毎日だったのです。
この3haの世界で・・・
朝6時台に家を出て、とはいえ、たどりつくのは対角線上にある駐車場。その移動距離わずか3ha。
何年か前に4年生算数の面積の勉強で学校の敷地の面積を計算したことがあって、グラウンドが広いのもあって、その広さは3haちょっと。この3haで起こる学校づくりにまつわるほとんどのことに関わっている日常はとても心地いいのです。
教職員組合の運動をつくっていたときには、なんなら自分の手には届かないような世界平和を訴えるやり方を考えたり、企てたりしていたわけで、それとはうってかわって、働きかけるべき相手のほとんどはほぼ3haの中に。この営みをいかに多くのみなさんとわかちあっていくかが、私にとっての学校運営になるわけです。
組織というものを学んでみようと思って
「生活が変わって趣味でも始めようか」とか考えていた1年前。時間ができて「やってみよう」と思ったのは、「本を読んで学ぶ」ということ。
さいしょに読んだのは「だから僕たちは、組織を変えていける」。
「学校づくり」に代表される民主的な取り組みは、人々が語り継いで雰囲気でわかちあってきた伝承のようなもので、『それってどういうことなんだ?』と考えるには最適な一冊と出逢う。教職員組合に集ったことのある・ないに関わらず一致できるひらがなの言葉とはなにかということを考えるには最適な出逢いの一冊。
学校評価を価値あるものとするためにどうしようか…と考えていた頃に読んでいたこともあって、学校評価のあり方はいまの仕事をするうえで研究課題となりそう。
力合わせとは誰が誰となんのためなのかという命題
今年のさいごにセンセーショナルだった一冊は、BE THE PLAYER。

よく宗谷でいう「力合わせ」という言葉のもろさみたいなものを感じる昨今。
おそらく学校における力合わせは「学校経営方針の具体化に向けて、『目の前の子どもたち』で一致してもてる力を出し合う」ことを指すのだろう。「立場や考え方が違っても互いに力を出し合おう」という意味の力合わせ。その意味をもう一度考えつつ、学校運営に希望を見出していきたいなぁと思う中で出会ったのがBE THE PLAYER。加賀市の教育改革について実践記録的に綴られた本なのだけれど、ファシリテーションやデザインといった仕掛けがふんだんに盛り込まれていて、その視点の間違いなさみたいなものが心地よい学びとなったのです。
さて、そんな年末

勉強したいことや取り組みたいことはたくさんあるんだけど、ていねいに生きようとすると時間が足りない。
そんな毎日は決して忙しいわけじゃないんだけど、慌ただしい。そんな2025年は楽しかったなぁというまとめに。ずいぶんと3haの中にいるけど、これまでとやってることはあまり変わらないのかもしれないと思ったりする年末です。
