たたかいは未来を切り拓く

宗谷教組の専従になっていくつかの「たたかい」が幕を開けます。

2012年に専従として教育会館で働くようになり、その「たたかい」の攻略法を得るようになりはじめるまで2年はかかりました。でも、少しずつ乗り越えてきていまに至っています。そしてそれは、SNS戦略や、コミュニティ・オーガナイジングの手法を取り入れた運動など、私の中でずいぶんと役に立つものになっています。

口承文化とのたたかい

教職員組合がもつ歴史や文化の多くは口伝えで語り継がれています。

きちんとしている時代のものは資料がたくさん集まっているんだけど、その時々で日々の運動が激動だったのでしょう。しっかりと残っていることはあまり多くありませんでした。

だからといって、たやすく理解できるかというと教職員組合の歴史はそんなに簡単ではありません。

宗谷教組には、難解な組合用語がたくさんありました。

理解と納得、区別と関連、激励と力合わせ・・・よく聞く言葉ではあるんだけど、正しい定義を説明できる人は現役世代には多くありませんでした。

愛すべき「じーちゃん方」とのたたかい

これは「たたかい」というか、親愛なる大先輩からの「学び」というべきか。

長い教職員組合運動の歴史を牽引してきた大先輩、最近ではよく聞く「レジェンド」という存在。

愛すべき「じーちゃん方」にはよく助けていただきました。

目の前でうまくいかない教職員組合の現状を聞いてもらったり、歴史的な取り組みの教訓を聞かせてもらったりしていました。

きまって、そんな瞬間には日本酒がお供に。ずいぶんと飲みながら話を聞いたものです。

ないとーに日本酒の瓶を持たせると危険です。限界までまで盃に注ぎ続けますから(笑)

がんばりすぎるほど忙しくさせる、バランスとのたたかい

教職員組合運動には「大事だ」というべきものがたくさんあります。

その中には歴史的に取り組んでいるもの、共闘しているいろんな組織とのお付き合いによるものなどさまざまなです。

また、タイミングによっては「ここはやっとかなきゃ」という独自の課題が生まれることも。

ただ、全部全力でやると各学校が忙しくなってしまうのです。

そして、運動を降らせてしまうことになるのです。

専従にはそのバランスをどうするかというセンスが問われます。

何をすべきか、何をしないべきか・・・そんな課題意識は専従になってすぐからずーっと持っています。

わたしはいま、誰と闘っているんだ!?

忙しくなったり、無理難題を押し付けてくる輩の登場など、あまりに不本意なことが起きた時にはよく「わたしはいま誰と闘っているんだ」とつぶやいていたものです。

教職員組合ですから、社会制度をよくしない勢力だったり、教育行政が「闘う相手」となることはしばしばですが、場合によっては闘う相手は身内だったりするものです。

ただ、この「たたかい」は無駄ではなく、例えば「口承文化」への課題意識はその後、組合用語とかんたんな言葉とのバイリンガルへの挑戦や、コミュニティ・オーガナイジングとの出逢いへとつながっていくのです。

闘いは未来を切り拓く・・・そんな繰り返しがいまにつながっています。

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