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楽しいから続けられる教職員組合運動に…

宗谷教組の専従になってから数年経ったある日。

ふと思いついたことがありました。

教職員組合って、公的に認められた「団体」なわけでしょ。『すみません、教職員組合なんですけど…』と勇気を出してアクションを起こしたら、何か楽しいことが起こるかもしれない。

ある種の開き直りのようなものでした。

「ただのひとりの先生」では切り拓けないような出逢いを求めてみたくなりました。

教職員組合がもつ停滞感みたいなものをずっと感じていて、それを打破してみたくなったのです。

専従の書記長ではあるけれど、ひとりの組合に集う者ではまちがいないわけで。だったら、「わたしの要求」を叶えてみようじゃないかと思ったのです。

すべては人のつながり

今で言うとインフルエンサーと呼ばれるような人に「すみません、教職員組合なんですけど、インタビューさせてください」とお願いしたことがありました。もうかなり無謀でしたが、教職員組合という組織を使って楽しいことをやってみようと思ったのです。

その方は民間企業にお勤めで、そこの会社の労働組合の委員長を経験されたという方。インタビューさせてもらうと、仕事の話から組合の話までたくさんのお話を聞かせてくれました。

テレビを通してお見かけしているとものすごくクリエイティブに見えるのに、「夢」を聞いてみると思いがけない答えが返ってきたのです。

結局、一人では何もできない。すべては人のつながりでないとなにもできないと思うから。たまたま誰かと会って意気投合したときに、それがまったく違う人だったら…。例えば石油の発掘をしている人と出会って「おもしろそうだな」と思ったら、いつのまにか石油王になっているかもしれない (笑) 。

この「石油王」のくだりはさすがだなぁと思わされます。

この出逢いをきっかけに、定期大会の議案書を大リニューアル。時間と労力と予算をかけても誰も読まないような前時代的な冊子を、「ハンドブック」という名称にしました。勇気を出したインタビューは、巻頭特集として残してあります。誰よりも、お付き合いをしていた印刷屋さんの営業さんがこの特集にびっくりしていたのはいい思い出です。

楽しくてリアクションのある運動はがんばれる

教職員組合運動が「楽しい」というのは、人によりいろいろな瞬間があるのでしょう。

私にとって「楽しい」のは、成果物ができあがったとき。それが世に出て誰かの役にたったとき。

さらに欲を言えば、リアクションがあったら最高です。

人とのつながりが実感できる運動というのは持続性があってがんばれるのです。

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